オーダー は「味に合わせて内装を作ってください」。
まずは試食してから、味を内装に表現させてもらうことになりました。

BACKGROUND

脱サラしてスープカレー店を始めるという、Tさん。

内装についての具体的なイメージはないということで、

唯一決まっている、「スープカレー」を試食させて頂き

その味と店主のお人柄を、お店の雰囲気に移すことに。

WISH

「温かい店主の人柄で、人が自然と集い、話しが弾むお店になりますように。」

そんな願いを込めて、お店 作りのスタートです。

CONCEPT

心に残る温かさ

お話をお伺いしていて心に残るのは、店主の人柄の温かみ。そんな温かさを映すかのような、身体がぽかぽかするカレー。それらに一番合うような、温かい空間作りが1つ目のテーマです。

エスニック

30種類のスパイスを煮込んで作るというスープカレーは、ちょっとスパイシーでエスニック。この料理を一番引き立てる空間作りを行います。

ストーリー

今回のお店は店主にとって1店舗目。スープカレーは1杯1杯手作りです。どれ1つ取ってもとてもわくわくするストーリーがあります。今回、お店作りにも楽しいストーリーをプラスする設計にしました。

POINT

ナチュラルな廃材床

ナチュラルなテイストの廃材床を使用。

ブラックボードのアクセント壁

仕入れた農家さんの写真や、本日のおすすめなど、自由にレイアウトできるマグネット壁を使用。

黒板壁や一面イラスト等、様々な選択肢の中で、オーナーさんの手間が少なく絵心の必要のないマグネット壁を採用しました。

エスニックなタイル

カウンターとテーブル、一部の床はエスニックタイルで統一感を。

エスニックなスープカレーに相応しい、唯一無二の店内を演出します。

存在感と収納性を意識したレジスター

お会計エリアは装飾にこだわって。

メタルのレジはサイズも収納量も、使いやすいようにフルオーダーメイド。

「見せる」飾り棚と「見せない」収納

「見せる」収納として、レジカウンターの背面の飾り棚のレイアウトも施します。

「見せない」収納は、レジの下の収納とバーカウンター上の収納。

元の収納の3倍の量を収納できるように設計。

「見せる」飾り棚レイアウト

スタジオすむとこでは、「見せる」レイアウトも実施。

世界中で買い付けてきた骨董品をコンセプトに合わせて配置します。

今回は、最もコンセプトに合うポーランドのボレスワヴィエツ陶器や骨董をレイアウトしました。

アンティークデスクで野菜を販売

お店で出しているスープカレーの野菜は全て、購入できるように。

野菜販売棚としてアンティークデスクをプレゼントし、飾り付けを行いました。