【2024年画像集】世界観のある空間を作るには?|デザイナーが選ぶ輸入壁紙メーカー13選
家をリノベーションするんだけど、簡単に素敵なお部屋にする方法はある?
壁の一部に輸入壁紙を使うのはどう?
輸入壁紙って、普通の壁紙ってどう違うの?素敵なの?高くない?自分でも施工できる?
オッケー!全部回答していくわね。
でも、まずは輸入壁紙ってどんなものなのか、海外の輸入壁紙メーカーを13社、画像で紹介させて。
ごちゃごちゃ感が可愛い壁紙
1.MINDTGAP(マインドザギャップ/ルーマニア)
ごちゃごちゃ感が可愛く、世界観のある空間作りに大活躍できる輸入壁紙メーカーです。日本でも手軽に手に入るのも魅力!
モダンな空間に似合う!おしゃれな輸入壁紙
2.Elitis(エリティス/フランス)
エリティスは、斬新で洗練されたデザインで、質感にまでこだわった壁紙を制作しています。洋室に使用すれば洗練されたホテルのような雰囲気に、和室に使用すれば高級感のある和モダンな雰囲気に、インテリアとの合わせやすさも魅力的です。
可愛すぎるポップな柄のメーカー
3.Scion(サイオン/イギリス)
2012年にイギリスで誕生した壁紙ブランドです。サイオンの壁紙は、明るいカラーと楽しいパターンが特徴であり、ミッドセンチュリーや韓国、子供部屋の雰囲気にもぴったりです。
レトロ可愛い&合わせやすい輸入壁紙
4.Nobilis(ノビリス/フランス)
ノリビスは、1928年に創業、インテリアファブリックも得意な壁紙メーカーです。ファブリックにも使えるパターンの壁紙は美しく、絨毯やソファ生地にもこだわって合わせると、上品で他にはない空間に仕上がります。
小さな柄が可愛いアンティークな輸入壁紙
5.William Morris(ウィリアム・モリス/イギリス)
日本でも大人気のウィリアムモリスは、クラシカルな雰囲気やアンティークな雰囲気にぴったりです。多くの日本のメーカーも取り扱っているため、手に入れやすいのも魅力です。
6.Sanderson(サンダーソン/イギリス)
英国室御用達のクラシカルでエレガントなデザインです。ラグジュアリーでロマンティックな雰囲気を出したい場合におすすめです。また、「くまのプーさん」や「不思議の国のアリス」などのディズニーを含むキャラクター柄も豊富ですので、キャラクターを軸にした、コンセプトルームなどにもおすすめです。
7.Colefax and Fowler(コールファックス&ファウラー/フランス)
コールファックス&ファウラーは、フランスの伝統的な柄が特徴の壁紙メーカーです。重厚感ある雰囲気はもちろん、可愛らしいフレンチスタイルともよく合います。「フランスの家」が好きな方であれば、絶対におすすめできる壁紙メーカーです。
個性派なアート空間を作れる輸入壁紙
8.Cole & Son(コール&サン/イギリス)
バッキンガム宮殿にも使用されている伝統的なイギリスの壁紙ブランドです。高級感もあり、モダンなデザインも多く出ているので、住宅にも合わせやすいです。
9.Casamance(カサマンス/フランス)
カサマンスは壁面パネルや壁紙など、壁に関する素材を多く制作するメーカーです。細かく書き込みされた壁紙は、部分使いでも空間演出が可能です。また日本でも取扱いが多く手に入れやすいのも魅力的です。
クラシカルで可愛い空間を作れる輸入壁紙
10.Zuber(ズベール/フランス)
1797年創業のフランスで最も古い壁紙メーカーの1つです。壁一面をキャンバスに見立てて壁紙にしたような、絵画のような作品が多く、お部屋の主役となることは間違いないでしょう。現在も古い版を用いて職人さんが手刷りをしているというのもまた魅力的です。
11.Pierre Frey(ピエール・フレイ/フランス)
ピエール・フレイは、フランスで1935年された、高級インテリアデザインブランドです。伝統的×モダンなスタイルですが、日本の和柄とも相性の良い柄も多いため、比較的日本でも使用しやすいでしょう。また、ファブリックも出していますので、壁紙と併せてスタイリングすることで、ピエール・フレイの世界観をより作り込むことが可能です。
インテリアの一部?一般住宅にも馴染みやすいファブリックな輸入壁紙
12.Zoffany(ゾファニー/イギリス)
細かな色彩や素材感にこだわった、ゾファニーの壁紙は、芸術的なインテリアデザインの軸にすることができます。細かい書き込みの壁紙や、織物の質感をそのまま再現した壁紙は、エイジング加工した素材とも相性抜群です。
13.Arte(アルテ/ベルギー)
アルテの壁紙は、織り物感が美しいメーカーです。カーペットやクッションなどのファブリックと合わせることで、唯一無二の空間演出が可能です。世界的に有名で、日本での取り扱いメーカーも多く、「Sangetsu(サンゲツ)」や「TOMITA(トミタ)」などから、一部製品を購入することができます。
輸入壁紙のメリット・デメリット
メリット
- デザインの豊富さ: 海外の職人のアートワークが豊富で、多彩なデザインが楽しめます。
- 美しい世界観の表現ができる:日本ではない、質感や色味の素材を世界中から取り寄せることができます。
デメリット
- 価格が高め: ロール単位での購入となる場合が多く、平米単位で施工可能な国産壁紙より高価になります。
- 施工や材料取りが難しい:輸入壁紙に慣れた職人でないと取り扱いの難しい壁紙もあります。
- 納品までに時間がかかる:日本国内で在庫していない製品だと、取り寄せに1ヶ月程度かかる場合もあります。
- 使用できる場所が限られる:海外直輸入品の場合、「防火性能」の認定基準に適合しません。したがって、「不燃」「純不燃」の性能が必要ない場所にしか施工ができません。「不燃」の壁紙を使用したい場合は日本で認定をとっている「輸入壁紙」を使用する必要があります。
輸入壁紙の価格は?
価格はメーカー・材質・柄合わせ有無によって異なります。壁一面施工するのに10万円程度〜は見ておいた方がいいでしょう。日本の一般的な一番安いグレードの壁紙の場合、1000円/平米(10平米で1万円)〜と比較すると、10倍の差があります。ただし、9万円で圧倒的な世界観の演出が輸入壁紙のメリットとデメリットできるため、家具を高級品で揃えるより、コストを抑えることも可能です。
全面を輸入壁紙にしなくても、一部に取り入れるだけで、圧倒的な世界観を演出できますよ。
輸入壁紙を使用したい時はどうする?
設計事務所や工務店に依頼する
設計事務所や工務店に、使いたい輸入壁紙について相談すれば、それと同じもの・或いは違うメーカーでも近しいものを使用した空間づくりをしてくれるでしょう。手配まで行ってもらえるため、非常に楽ちんです。ただし手配にかかる費用が発生します。
インテリアやファブリックとも合わせたいからプロに頼もうかな!
自分で壁紙を手配して、施工業者に施工してもらう
自分でメーカーに壁紙を注文し、専門業者に施工してもらう、という方法です。施工面の広さを測り、柄合わせがある場合はそれを見積もった量の壁紙を手配する必要があります。よく事前に設計事務所に相談しながら、発注を進める必要があります。手配にかかる費用を節約することができます。
工務店や施工業者は、「のりつけ機」を持っているので、どんなタイプの壁紙でも綺麗に施工してくれますよ。
自分で壁紙を手配し、DIYで貼る
壁紙の単価が高いため、失敗した場合はかえって高くつくため、あまりおすすめはしません。しかし、決して、できないわけではありません。壁紙手配にかかる費用・施工にかかる費用を節約することができます。
「のりつき」の壁紙を楽天などで購入すれば、「のりつけ機」がなくても自分で壁紙を貼ることができます。
まとめ
今回はデザイナーが選ぶ、輸入壁紙メーカーを13社、紹介しました。ヨーロッパでは、インテリアデザインや、壁紙が非常に重視されており、洋服ブランドのように、毎シーズン、コレクションを出す壁紙会社もあるほどです。こだわりの詰まった空間づくりを行うなら、輸入壁紙も1つの選択肢に入れてみるのも良いでしょう。
弊社スタジオすむとこでは、輸入壁紙も含めた空間デザインと施工を行なっています。お気軽にお問合せください。