「美容室で施術の合間にコーヒーを出したいんです。」とのご相談を受けました。
そこから設定したコンセプトが、「絶対美味しいコーヒーが出てくる美容室」。
一見カフェにしか見えない、カフェのようにくつろぐことができる美容室製作のスタートです。
BACKGROUND
今回は、埼玉県所沢市で、長年の夢である美容室をオープンされるというA様。
「コーヒーが好き」「施術の間にコーヒーを出したい」というご要望。
画像検索で、弊社にたどりつき、ご依頼いただきました。
コンセプト作りから空間作りまで、お任せいただき、スタートです。
CONCEPT
カフェにしか見えない
カフェのようなファサード(外観・エントランス)を製作。窓を覗くと、カフェのようなレセプションカウンター。どこから見てもカフェ空間。
360°癒し空間
イーゼル風の大きな鏡を特注。角度をmm単位で調整。ファサードとカウンターを映し、施術中もカフェにいるような空間&広さを演出。
お客様と会話が弾む
デザイナーが普段使っているアンティークショップをご紹介。ライトを選ぶお手伝いをさせて頂きました。施術の際のお客様との会話の一助に。
POINT
アトリエのような、カフェのような
木製のカフェのような正面入り口
今回は路面店なので、木製のドアとドアに合わせたファサード(入り口部分)を制作。
天井は解体して、スケルトンのまま見せることで、ラフなアトリエ感を演出しました。
天然石タイルのレセプションカウンター
高級感のあるレセプションカウンターは天然石タイルを使用。
飾り棚(タモ材を使用)の高さも最後の最後まで微調整しました。
カフェのようなメニューボード
弊社でデザインした、レセプションカウンターの背面のメニューボード。
入り口近くはカフェ、奥は美容室のようなイメージで、メニュー表を作成し、パネルを貼りました。
※通訳ガイドとネイティブの英語監修を入れました。
たっぷりの収納
どんな備品を使うか、全てリストとしてご提出いただき、その寸法に合わせた無駄のない設計。
美容室においては、運営する中で収納量が不足することが多いので、お客様のご想定より多めに収納を設計するようにしています。
イーゼル風の大きな鏡で、360°空間演出
イーゼル風の大きな鏡は、ミリ単位で角度を調整し、カフェのように作り込んだエリア(レセプションカウンターとファサード)を映します。
そうすることで、シャンプー台、トイレ・スタッフルームの入り口、を映さず、広々としたカフェを独占しているような空間を演出。
特注のコーヒーテーブル
セット面のテーブルもオリジナルデザイン。空間を邪魔しないだけでなく、アクセントにもなるテーブルをデザインしました。
ドライヤー用のコンセント、ドライヤー引っ掛け用のフックをつけたテーブルも、テーブルの使いやすい位置・向きをお客様と相談の上、設置しました。
リラックスできるシャンプーエリア
ぴったり設計のシャンプーエリア
設置したい機材やタオルキャビネットを伺い、それを盛り込んだ設計。
オープンな空間でありながら、セット面やレセプションエリアが気ならないよう配置しました。
最小限、でも全体を損なわない、トイレエリア
広々とした洗面台を設置
トイレと手洗いを1つの空間にし、美容室にふさわしい広々としたトイレ空間に。
鏡はできる限り大きくし、空間を広々見せるように設計。
天板はレセプションカウンターと同じくタモを使用。
壁は白く塗装
元は白い壁紙でしたが、白い壁紙は「家庭感」が出やすいため、剥がして白く塗装しました。
それだけでも、おしゃれに作り込んだセット面やレセプションカウンターの雰囲気を損なわず、引き継ぐことができます。
ご予算に合わせて、予算はお客様が長時間過ごす「メイン空間」に集中。
それ以外の空間は、雰囲気を損なわないように、(でも妥協せずに)設計させて頂きました。
スタジオすむとこでは、お客様1人1人の個性を生かした、完全オーダーメイドデザインを行なっています。
一般的なデザインでは、満足できないお客様にも、寄り添って、こだわりのデザインを実現します。
是非、こちらのお問い合わせフォームより、ご連絡ください。