今回は、美容室の外観の制作です。美容室の外観(ファサード看板)も併せて制作しました。
BACKGROUND
今回は、ご夫婦で営まれている美容室の外観です。
経営も軌道に乗り、印象的な外観を作りたいということ。
弊社にモルタル造形の技術を伝授してくださった、MizumuraDesign様にお誘いいただいて、
そのこだわりを外観で表現することに。
WISH
「これからも、長く地域の人に愛される美容室になりますように。」
そんな願いを込めて、お店 作りのスタートです。
CONCEPT
温かみのあるご夫婦
「美容室が苦手な人にこそ来てほしいです。」人気店にも関わらず気取らない、そんなほっこりするご夫婦のお人柄。そんな温かみのある雰囲気を映した外観を目指します。
非日常感
「良い意味で美容室っぽくない美容室」を目指したいというお二人。 テーマパークのような非日常感のある外観を制作します。
話題になるような
通り掛かる人達が、思わず見てしまうような。「一体何だろう?」と足を止めてしまうような。そんな素敵な外観を制作します。
POINT
200枚以上の手作りの葉っぱ
モルタル造形で、木を制作しました。そこに、あらかじめ制作してきた200枚以上の葉を、埋め込みました。
色も3色を使用し塗り分けています。
四葉のクローバー
ディズニーランドの「隠れミッキー」ならぬ「隠れ四葉のクローバー」を葉っぱの中に忍ばせました。
木の葉の中にクローバーがあるのは、有り得ないですが、本当は「有り得ない」ものを作れるのも、モルタル造形の醍醐味です。
長年使い込まれた「レンガ」
こちらも、モルタルで制作したレンガに、エイジング塗装を行なっています。(他のレンガの制作実績はこちら)
「レンガ」と一口に言っても、積み方・焼き加減・風化度合い、で無限にパターンがあり、どんなレンガがいいかをお客様と詰めていきます。
錆(サビ)塗装したコンセント
「見せたくないものを目立たせない」技術も非常に大切。プラスチック製のコンセントカバーは、金属製であるかのように塗装でごまかします。もちろん、エイジング塗装で、さびたように演出します。
「木」は壺から出てきたような。
石の台も、壺も、全て手作りです。壺は少し壊れたような表現をしています。
擬木でできた表札
木の板を彫ったような表札も、モルタル造形で制作しています。本物の木よりも耐久性が高く、長く使って頂くことができます。
アーチの「石積み」の入り口
入り口はアールの石積みに。全体的に少し壊れたアンティークな風合いで制作しています。
壁に彫り込んだ、ファサード看板
1文字1文字、丁寧に彫り込んだファサード看板(壁面サイン)。文字のサイズ・フォント・エイジング具合、全て1つ1つ丁寧に行なっています。