美容室開業に必要な備品リスト|什器・インテリア・大型美容器具
美容室の開業を考えているけど、何から用意していいか分からない…。
大型の備品を購入したら、トータルでどれくらいかかるのかな?
美容室の内装工事が終了しても、そこからまだたくさんの費用がかかりますよね。
そのなかでも大きなウェイトを占めるのが、什器・インテリア・大型美容器具です。
そこで今回は、美容室開業に必要な備品のリスト化や什器・インテリア・大型美容器具の費用を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
美容室の開業には保健所の検査を通す必要がある
まず押さえておきたいポイントは、美容室の開業には保健所の検査を通す必要があるということ。
この検査に合格できなければ、内装工事を進めても開店することができません。
美容室の開業に必要なものは、あらかじめリストアップされています。保健所でもらえますので、早めに相談に行ってくださいね。
保健所で定められている、検査に必要なものは以下です。
- 作業場と待合室の間に設ける仕切り
- セット面(鏡と椅子)
- シャンプー台
- 手指洗浄用の流し(シャンプー台とは別設置)
- メスシリンダーや薬用消毒盤などの消毒機器
- タオルを収納できる場所
- 使用済みのタオル入れ
- 換気扇(キッチン周囲に必要)
どこにどれだけ配置するかは、事前に保健所側に伝えてあれば、まず問題になることはありません。
工務店や内装業者と連携を取り、段取りと設備設置を行い、保健所の検査準備を進めましょう。
美容室の開業に必要な什器・インテリア・大型美容器具は?
ここからは、美容室の開業に必要な什器・インテリア・大型美容器具を紹介します。
リスト化してあるので、購入の際には参考にしてみてください。
店舗什器
- セット・カット用の椅子
- ミラー
- シャンプー台
- ワゴン
- 施術者用の椅子
カット・カラー・パーマ用品
- パーマ用機器
- 縮毛矯正用アイロン
- ヘアーアイロン・コテ
- ドライヤー
- ボイラー(業務用湯沸器)
- シャンプーボトル各種
快適に過ごしてもらうための接客用備品
- 加湿器・空気清浄機
- 冷蔵庫
- ポット
- ドリンク各種・ドリンクホルダー
- 紙コップ
- お茶菓子
- オーディオ
- ブランケット
- 雑誌
インテリア
- 照明・カーテン
- 観葉植物
- マガジンラック
- 待合室用の椅子
- 時計
衛生用品
- ティッシュ・ティッシュボックス
- ハンドソープ
- タオル
清掃用の用品
- ゴミ箱
- ほうき・ちりとりなどの掃除用具
- 出入り口用のマット
予約・会計用の用品
- レジ・パソコン(iPadなど)
- 電話
- ハンガー・ロッカー
- 荷物用棚
- 傘立て
ざっと挙げてみてもこれくらいあるので、必要なものを取捨選択していれてみてください。
また美容室の開業を考えているのが男性のオーナーの場合は、トイレに女性用の小物を置くことを意識しておきましょう。
必要な設備購入にかかる費用は?
上記に挙げた「什器・インテリア・大型美容器具」を全て集めるとなると、180~400万円程度はかかります。
ただしあまり大きくない美容室の場合は、そもそもセット面・シャンプー台の数が限られます。
各機械の数を減らしたり、大型美容器具のメーカーにこだわらなければ費用を抑えることはできます。
費用はあくまでも目安なので、どのくらいの金額をどこにかけたいかの優先順位を決めておくのが大切です。
まとめ
今回は、美容室開業に必要な備品のリスト化や什器・インテリア・大型美容器具の費用感を紹介しました。
本記事の要約
- 美容室の開業には保健所の検査を通す必要がある
- 美容室の開業に必要な什器・インテリア・大型美容器具を購入すると180~400万円かかる
美容室の開業に必要な備品を購入する際には、なるべく費用を抑えたいですよね。
ただしいくら価格を抑えたいからといって、購入しないものを適当に決めてしまうと開業ができない可能性もあります。
予め、必要なものは何で、誰が何を用意するのか、をしっかりと理解し、役割を漏れなく分担しておく必要があります。
それに自信がない人は、美容室内装の得意な内装会社を探し、そこも含めてやってくれるところに依頼するのも手かもしれません。
弊社、Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)でも、多くの美容室をコンセプトから作り込んできました。美容室の内装について、ご不明なことがございましたら、お気軽にお問合せください。