【画像あり】15坪以下|人気美容室の内装工事の事例とデザインポイント
15坪以下の美容室をつくりたいけど内装って、どうしたらおしゃれになるの?
やりたいことは沢山あるけど、ごちゃごちゃしないか心配。
たしかに15坪以下で美容室をつくるとなると、内装や工事がどんな流れで進むのか想像しにくいかもしれません。
そこで今回は15坪以下の人気美容室を基に、内装工事の事例とデザインポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
15坪以下の美容室|平均セット面・シャンプー台の数は?
結論からいうと、15坪以下の美容室でゆとりのある設計にするためには「セット面4台・シャンプー2台」程度がおすすめです。
もちろんセット面を6つくらいにすることも可能ですが、少し窮屈に感じるかもしれません。
またその場合は、スタッフルームなどの見えない部分を削ったり、トイレを最小限にしたりする必要があります。
空間自体がおしゃれでも、きちんと収納計画を行ったり、導線を整理しておかないと、お客様には「ごちゃごちゃした」印象に映ってしまうので、注意が必要です。
美容室が15坪以下の内装工事費用は?
15坪以下の美容室の場合、坪単価40~60万円ほどで理想のお店がつくれます。
シンプルなデザインにするのであれば、30万円でも仕上がりますが、その場合は什器(セット面・レセプション)にこだわった方が良いでしょう。
注意してほしいのは、美容室が小さければ小さいほど坪単価は上がってしまう点です。
なるべく広い物件を探した方が、高い費用対効果を望めるでしょう。
15坪以下・人気美容室の内装工事の事例
ここからは15坪程度でも人気な美容室を紹介します。
セット面4台、シャンプー台1台でゆったりとした美容室
黒が格好いい、おしゃれな美容室
こちらは少し変わった間取りの、店舗併用住宅型の美容室です。店舗全体は、黒やグレーなど、暗めの印象で統一されています。しかし、鏡と窓は横に広く、窓の外の景色を映すことで、圧迫感をなくすようなデザインになっているのがポイントです。
店舗内を広く見せるために、以下のような工夫のされた内装になっています。
- 1人あたりのセット台の面積を広く設ける
- 大きな鏡で、窓の外を映し、空間を広く見せる
- できるだけ、「何かを隠すための壁(間仕切り壁)」を設置しない
「黒」は一般的に、圧迫感を与えやすい色です。
でも、この物件は窓が大きく開放的なので、内装に「黒」を使うことで、開放感を強調できていますね。
「間仕切り壁を省略」で開放感を演出
この店舗併用住宅のオーナーさんは、「家ではあまり料理をしない」ということでした。そこで、店舗と住宅の共用キッチンを設け、敢えて見せる(間仕切りなどを設置しない)ことで、開放感を持たせています。
キッチンを綺麗に保つ前提になるので、それができるこの美容室オーナーさんならではのデザインね。
シャンプー台は1台で導線にゆとりを持たせる
上記と同じ美容室ですが、窓の面積が少ないシャンプー台のスペースは白で統一することで、圧迫感を与えないデザインにしています。
店舗内を広く見せる為のポイントは下記の通りです。
- 壁や天井を白で統一
- 棚も白かガラス製のものを採用
- もともとあった天井を取り除き、塗装で仕上げることで、天井を高くする
白は部屋全体を広く見せます。また、同時に清潔感を強く印象付けます。
まとめ
今回は15坪以下の人気美容室を基に、内装工事の事例とデザインポイントを紹介しました。
本記事の要約
- 15坪以下の平均セット数は「セット面4面・シャンプー2台」程度
- 15坪以下の内装工事費用は「坪単価40万円」程度かかる
- 15坪以下でも空間を広く見せるためのポイント(事例)
都内で美容室を開業するとなると15坪以下の物件も多くなり、「どう空間を有効活用するか」「どう空間をゆったりと見せるか」「どう導線計画を行うか」デザイナーとよく話し合う必要も出てきます。
腕のあるデザイナーと、一緒にお店作りをすることが、美容室成功の第一歩です。
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出典
こちらの事例は、studio.sumutoco(スタジオすむとこ)によるものです。詳細は下記からご覧いただけます。