【画像あり】20坪以下|人気美容室の内装工事の事例とデザインポイント
20坪の美容室って、どんな内装にしたらいいのかな?
美容室の内装工事事例を参考にしたいけど、どこで見られるんだろう…。
オリジナリティあふれる美容室をつくりたいと思っても、やはり店舗の広さによって、制約は出てしまいますよね。
そこで今回は20坪以下の美容室でおけるセット数や費用から、内装工事の例をまとめていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
20坪以下の美容室ではセットをいくつまで設置できる?
20坪以下の美容室では、内装にこだわりを詰め込むとすぐに狭くなってしまいます。
そこで余裕を持たせた店舗にするなら「セット4〜5面・シャンプー2台・その他1台」程度がおすすめです。
その他というのは、たとえばマツエクなどのサービスをしている場合に必要なスペースや椅子のこと。
欲張って、ギリギリまでセット面を増やしてしまうと、落ち着かない空間になるので注意が必要です。
20坪以下|美容室の内装デザイン・施工の相場はいくら?
20坪以下の美容室では、およそ坪単価30~40万円です。
シンプルなデザインにするのであれば、20万円でも仕上がりますが、その場合は什器(セット面・レセプション)にこだわった方が良いでしょう。
美容師とお客様の導線をしっかりと考慮したうえでの設置を心がけ、なるべく物で溢れないようにしましょう。
またスタッフルームが大きいと、当たり前ですが施術面積は減ります。
20坪は何もない状態では広く感じるかもしれませんが、内装や什器を配置していくとあっという間に埋まってしまいます。圧迫感のあるデザインの椅子などは避けるべきかもしれません。
20坪以下でも人気な美容室の内装工事の事例2つ
ここからは20坪以下でも人気な美容室の内装工事の事例を、紹介します。
壁のなかに鏡を埋めこんで広さUP
まずこちらは、セット面に必要な鏡を、壁の中に埋め込んでいるデザインの美容室。
壁を全て、イタリアの街並み(家の外観)にすることで、通路が狭くても楽しめるデザインになっています。使用していない鏡は、窓となり収納できるので、全体にすっきりとした印象です。壁自体を作り込むことで沢山のセット面を設置しても、ごちゃごちゃしない(窓が多いことで逆に楽しめる)20坪以下の工夫が光る美容室です。
視線を引く受付で全体像を見えにくくする
この美容室には、とても凝った受付カウンターがあります。まず入店した際に、受付に目がいくのは一目瞭然ですよね。一点に視線を集めるようなデザインは、それだけで空間が完成されます。店舗全体を見渡すということを避けられるので、上手い視線誘導だともいえます。
注意したいのは、こういった一点にデザイン性を持ってくる場合は他と色味を合わせること。美容室に限らず、店舗内装・空間デザインの基本ですが、1つの空間の中での色味は3色以内に合わせると、統一感を持って見せることができます。
受付カウンター以外の部分に、全く違う系統の色があると、そこに目がいってしまうので、目を引く什器は店内全体で使用されている系統の3色と統一するのがベストです。20坪以下の美容室であれば、自然と空間の他の部分も視界に入る広さではあるので、注意しましょう。
まとめ
今回は、20坪以下の美容室でおけるセット数や費用から内装工事の例をまとめてみました。
本記事の要約
- 20坪の美容室なら「セット4〜5面・シャンプー2台・その他1台」程度がおすすめ
- 20坪以下の美容室工事は坪単価30~40万円程度かかる
- 内装工事に大切なのは「入った時の第一印象」
やはり、きちんとしたコンセプトに基づき、作り込まれた美容室は、お客様のリピート率が違います。20坪あれば、かなり色々な作り込みができる(遊び心も出せる)広さになります。
弊社Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)では、コンセプトから作り込んで、美容室を設計を行なっております。腕の良いデザイナーが在籍していますので、ぜひお問い合わせ下さい。
出典
こちらの事例は、studio.sumutoco(スタジオすむとこ)によるものです。詳細は下記からご覧いただけます。