美容室開業直前|施工完了からオープンまでにすることリスト

事業資金を集めて、内装・設備・備品・全部揃えた!

でも、何か忘れている気がする…

開業の準備のためにやることをこれまでまとめてきました。

でも、「目に見えないけど、準備しなくてはいけないもの」も沢山あります。

そこで、今回は、「目に見えないけど、準備しなくてはいけないものリスト」を作成しました。

※本メディアで紹介しているSTEP.01〜05(資金繰り、ブランディング、店舗施工、備品の発注)は終わっている前提でリストを作成しています。

是非、印刷して、チェックリストとして活用してみてください。

美容室をオープンするまでにすることリスト

美容室をオープンするまでにすることリスト

全ての店舗で必要な「やること」

  1. 店名・ロゴの決定
  2. メニューの詳細・料金の設定
  3. ショップカード等の印刷物作成
  4. インターネット契約
  5. WiFiの設置

営業活動に支障がないかの確認

  • 大型美容器具の稼働確認
  • プレオープン等で、実際の接客に足りないものがないか確認

予約方法によっては必要なもの

  • 電話回線の契約
  • 予約システムの導入
  • 決済システムの導入

スタッフを最初から雇う場合に必要なもの

  • スタッフの採用
  • 接客マニュアル作成

宣伝方法によっては必要なもの

  • ホームページ制作
  • WEB媒体(ホットペッパービューティなど)への掲載
  • チラシ制作・ポスティング

接客方法によっては必要なもの

  • 物販商品の制作
  • カウンセリングシートの作成

その他チェックすべきこと:工期に遅れはないか?

「もともと内装業社と握っていたスケジュールが遅れる」ことは一定の頻度で発生します。

理由は様々ですが、ほとんどのケースは、下記の2点です。

  • 物件の躯体に、見積もり時では想定できない不具合があった
  • オーナー側で、やりたいことの追加が発生した

万が一、オープンの時期を遅らせる必要があるほどまで影響が出る場合は、「①オープンの時期を遅らせるのか?」「②一部、目立たない部分の施工を、オープン後に行うのか?」の判断が必要です。①ができればスムーズですが、オープンの日をお客様に知らせている場合は、②で対応するのほかないでしょう。

「オーナー側で、やりたいことの追加が発生した」で、よくあるのが「収納量を増やしたい」というケースです。事前に、必要な収納量をしっかりと把握し、内装業社に伝え、収納計画を練ってもらいましょう。

また、万が一に備え、施工完了予定日からオープンまでは、余裕をもったスケジュールで組んだ方が良いでしょう。特に格安業者を利用する場合は、最低限の人員で、ギリギリのスケジュールで回している場合が多く、注意が必要です。

その他チェックすべきこと:内装や設備で気になる点はないか

一般的に、施工完了と同時に、内装や設備を確認してまわる時間が設けられます。その際に、気になる点は全て伝えておきましょう。

例えば、万が一、傷があった場合、それが「施工によるものである」と伝えられるのはこの時点しかありません。(これより後になると、「使用による傷」と見分けがつかなくなります。)また、他にも気になる点があれば、伝えて手直しを依頼する必要があります。

その他チェックすべきこと:備品を実際に収納してみる

備品は全て、到着日(日時は設計事務所と要相談)指定し、早めに発注することをお勧めしています。理由は下記の2点です。

  • オープン前はバタバタしがちで、発注に時間を割くのがもったいないから
  • 事前に、何をいつどこに置くかを、計画しておくことで、収納量と必要サイズを踏まえた設計ができるから

到着した備品は、早めに開封し、実際に収納してみましょう。もしかすると、「棚がもう1つ欲しい」「棚板が欲しい」など、細かい要望が出てくる可能性があります。

その場合、金額を聞いた上で、追加でお願いしてしまいましょう。職人が引き上げてしまった後に必要と分かると、再度、職人・道具・材料の手配等が必要になり、余計なコストがかかることになります。まだ、現場に職人がいる時点でお願いするのが得策です。

まとめ

今回は、美容室をオープンするまでにすることリストとともに必要なスケジュールを解説しました。

本記事の要約

  • 全ての店舗でやること
    • 店名・ロゴの決定
    • メニューの詳細・料金の設定
    • ショップカード等の印刷物作成
    • インターネット契約
    • WiFiの設置
  • 他にも、予約方法・スタッフ有無・宣伝方法によって、やることを確認する
  • その他チェックすべきこと①:内装や設備で気になる点はないか
  • その他チェックすべきこと②:備品を実際に収納してみる
  • その他チェックすべきこと③:備品を実際に収納してみる

監修

本内容は、studio.sumutoco(スタジオすむとこ)が勧める内容をもとに掲載しています。