【保存版】1人美容室を開業するなら?すぐに考えたいブランディングの方法4選

1人美容室を知らない場所で開業するんだけど、お客さん、本当に来てくれるかな?

「安く」「早く」の美容室にはしたくないんだけど、どうしたらいいんだろう?

1人美容室の開業において、1人でも多くのお客さんに来て欲しいところですよね。

しかし、大手と比べて資金力には限りがあり、老舗店と比べて既存のリレーションがないのが現実です。

そこで今回は、1人美容室を開業したいオーナーに向けて4つのブランディング方法について解説します。

できるだけ、お金のかからない方法を紹介していますので、ぜひ美容室経営に取り入れてみてください。

いきなり「ブランディング方法」を活用するのは危険!

ただ闇雲(やみくも)に、ブランディングのテクニックを実践するのはとても危険です。

ブランディングとは「このお店だから来たい」と思ってもらうための店舗施策のことです。その根本をしっかり理解せずにただ真似しても、本当は必要出ない施策を打ってしまったり、ターゲットの心を掴まない施策を打ってしまったり、と時間の無駄になる可能性が高いです。

開業前の忙しい時間を無駄にしないためにも、最低限、下記を理解してから、本記事を読むことをお勧めします。

各内容ごとにリンクを貼っておきました。

必読!ブランディングの基本シリーズ

具体的なブランディング方法4選

それでは、具体的なブランディングの方法を見ていきましょう。

内装を作り込む

1人美容室の開業で考えるべき「店舗内装による行動心理」
※画像の無断転載を固く禁じます。(東京都 高円寺 美容室 タジオすむとこ

美容室の方針やコンセプトが決まったら、それに合わせて、しっかりと空間を作り込みましょう。ターゲットが心地よく過ごせる空間を作ることが、最大のブランディングになります。「ゆったりできる空間」なのか、「異世界でワクワクできる空間」なのか、「絶対センス良くカットしてくれそうな空間」なのか、で、店舗の内装は全く違うものになってくるはずです。

きちんとコンセプトを理解して、コンセプトから作り込んでくれるデザイナー、もしくは趣味がぴったり合うデザイナーを見つけるといいでしょう。

美容師の雰囲気(個性)を生かす

内装にその人の個性が反映されていれば、自ずと、美容師の雰囲気美容室の雰囲気美容室のヘアスタイルに統一感は出ます。

念のため、開業前に、ターゲットとする人に、お店全体の雰囲気と、お店の得意とするスタイル、自分の雰囲気・服装・口調・小物(名刺など)・ロゴなどが合っているか、確認しましょう。

それが、一致していない場合、一致していないことが強みとなるのか・弱みとなるのか、考えましょう。弱みとなる場合は改善する必要があるかもしれません。

有名モデルのカットを定期的にする

人気美容室のブランディングの1つとしてよくあるのがこの方法です。自分の美容室のコンセプトと合う、人気モデルや人気インスタグラマー、人気Youtuberなどの、ヘアカット・セットを無償で定期的に行います。そして、そのシーンをそのアップしてもらうのです。

それだけで、その有名人のファンが来てくれるようになります。人気インスタグラマーやYoutuberにしても同様です。

コストがかからず、自分の技術と時間を提供するだけですから、広告宣伝に費用をかけられない一人美容室の開業にはとても使いやすい手法です。

ただし、最初から人気のモデル・インスタグラマー・ユーチューバーを捕まえようとすると、向こうにはメリットがなく、却って、対価を要求されてしまう可能性もあります。

したがって、手間はかかりますが、お店のコンセプトに合っていて、これから人気が出る(かもしれない)と思われる、モデルの卵などを逐一チェックして、アプローチする方が良いかもしれません。

SNSを活用する

サロンモデルの写真をアップする

カットやカラーしたモデルさんの写真を、SNSで発信することも有効です。

これまでのお店の常連さんやご友人で、モデルを頼める方がいればベストですが、いないようであれば、お金を払ってカットする「カットモデル」でも構いません。無名なカットモデルであれば、3000円程度から、頼むことができます。

その際、背景は、そのお店の雰囲気を伝えるものだと、より効果的でしょう。

お客さんに自分+お店の写真をアップしてもらう

開業の際に、内装の一部を、撮影スタジオの背景のように作り込んでしまうというのも、1つ有効な手段です。お客さんが自然と写真をアップしてくれるレベルまで作り込めば、その後、広告宣伝費を減らすことができるようになります。

開業前の写真をアップする

また、開業前の、施工写真や準備の写真を徐々にアップし、「美容室オープン前からファンを囲い込む」というのも、少し高度ですが、テクニックの1つです。

SNSが生活の中に浸透した今、単なる「宣伝」ばかりのアカウントは嫌がられる傾向があります。「オープン前のワクワク感」が伝えることに注力しましょう。オープンしてからでは囲い込みが難しい顧客層を取り込むことができます。

まとめ

まとめ

今回は、1人美容室を開業したいオーナーに向けて4つのブランディング方法について解説しました。

本記事の要約

  • 内装を作り込む
  • 美容師の雰囲気を生かす
  • 有名モデルのカットを定期的に行う
  • SNSを活用する

他にもブランディング方法はたくさんありますが、まずはこの4つをしっかり、丁寧に、実践してみてください。広告宣伝費をかけずに、あなたの美容室開業を成功に導いてくれることでしょう。

ブランディングプランから考える、美容室内装は、弊社Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)も得意としております。優秀なデザイナーがおりますので、是非一度、お問合せください。