1人美容室の開業なら内装・外観を重視しよう!おしゃれな事例6選
おしゃれな美容室ってなんだろう、考えすぎてもう分からなくなってきた…!
どんな内装・外観の美容室だったら人気が出るのかな?
1人美容室の開業にはもちろん予算やブランディングが大切なのですが、あらゆる考えを巡らせているうちに「何が正解か分からない」という思考に陥っていませんか?
理想と現実のギャップに苦しんでいればいるほど、どういった店舗デザインにすればいいか悩みますよね。
そこで今回は、1人美容室の開業だからこそ遊べる内装・外観デザインについて4つ事例を紹介します。
ぜひ、1人美容室の参考にしてみてください。
1人美容室だからこそデザインにこだわるべき理由
オーナーは自分なので、なるべく理想に近い空間デザインをしたいですよね。
1人美容室だからこそデザインにこだわるべき理由は、以下の2つです。
- 美容師自身の個性を出せる
- その個性(コンセプト)に共感するお客さんを集客できる
- こだわりの空間で仕事できるため、美容師自身の仕事への満足度が上がる
- 話題になりやすい
- 「あの美容室、素敵だったよ」「おしゃれだったよ」などと話題になりやすい
- お客さんに、その内装を背景に写真を撮ってSNSにアップしてもらいやすい
- カットモデルの背景としても使える
詳しく解説していきます。
美容師の個性=強力な武器
まず、美容師の個性は、美容室経営上、強力な武器になり得るということ。端的にいうと、下記は空間で表現できます。
- 美容師の得意なスタイル
- レトロ
- 愛され
- シンプル
- カジュアル
- 美容師の目指す雰囲気
- 親しみやすい
- センスがすごい
- 非日常・わくわく感
お客様が居心地のいい空間というのは、その人の感覚によって異なります。お客様のことを考えてデザインするのは大切ですが、「コストが安く」「使い勝手もよく」「誰でも入りやすい」と一般化しすぎて、「つまらないお店」にならないようにしましょう。まずは、あなた自身の、気分の上がる要素・得意なことをできる限り沢山出してみましょう。それを、腕のあるデザイナーに渡せば、理想の空間をうまく作り上げてくれるはずです。
話題性につながるので集客になる
まず1つ目は、話題性につながるので集客になること。
他のお店で働いていたときのお客様だったり、地元で開業して一定のコネクションがあったりする場合を除いて、集客に苦労する美容師が多いです。
そこでおしゃれな内装は強力な武器になります。おしゃれな内装は、お客さんが自らSNS拡散してくれるからです。
できれば、その地域に唯一無二の空間が望ましいです。ホテルのような空間デザインや尖ったコンセプトなど、近くに競合となるような美容室がないかチェックしてみてください。
また新規オープンした美容室では、お客様と内装についての会話をすることが増えます。どんな思いで美容室をつくったのか語れれば、そのコンセプトに共感が生まれ、ファンとなってくれるお客様も増えるのではないでしょうか。
1人美容室のおしゃれな内装・外装デザイン5つ
ここまで読んでくれた方は「知識として頭には入ったけど、実際にどうしたらいいか分からない」と混乱してませんか?
ここからは、1人美容室のおしゃれな内装・外装デザインを4つ紹介します。
店舗デザインの参考にしてみてくださいね!
1.石・鉄の素材を生かしたクールおしゃれな美容室
こちらの内装は、有名モデルのヘアカット・セットを行っている美容室です。コンセプトは、下記の3点です。
- 奇抜すぎないおしゃれさ
- 洗練されている
- 親しみやすい
基本的に「奇抜」「洗練」と「親しみやすさ」というものは真逆に位置するものです。
ただ白を基調として素材を上手く利用した結果、これらを同時に感じられるデザインとなっています。
2.カフェにしか見えない美容室
こちらの内装は、地元で愛される(コーヒー好きの)美容師さんが、独立開業された美容室です。コンセプトは、下記の3点です。
- コーヒーが似合う空間
- ゆったりと過ごせるプライベートサロン
- 絶対リピートしたくなる、地元に愛されるサロン
3.本物素材をふんだんに使用した美しい美容室
こちらの内装は、このエリアで愛されるフリーの美容師さんが、初めて店舗を持たれたケースです。コンセプトは下記の3点です。
- ブルーカラーをベースに作り込んだサロン
- 第一印象で、高級感と爽やかさを演出
- 効率を重視し、将来的に拡大していけるサロン
4.テーマパーク感を意識した美容室
こちらは、ディズニーランドが大好きなオーナーに、テーマパーク感溢れる内装を製作したものです。
ポップコーン屋をモチーフとした受付カウンターで、遊び心満載の空間が仕上がっています。
素材が木であること、色味が暖色系でまとめられていることから「温かみのある空間」を演出。
ポップなイメージの美容室を開業するなら、こういったデザインもおすすめです。
5.ナチュラルアンティークで優しい外観の美容室
こちらは外観のみの写真なのですが、優しい雰囲気が出ていて女性人気が高そうな印象を受けますよね。
全体的にはアンティーク調を意識したレンガなどが目立ちますが、緑が入ることでナチュラルになっています。
お客様のターゲット層を女性や子どもに設定した場合には、このような優しい色合いの外観がおすすめです。
6.採光を意識したスタイリッシュな美容室
こちらは、下北沢の男性オーナーが経営する1人美容室の内装です。
店舗内に使用するカラーを暗めの1~2色に抑えることで、クールな印象を抱く店内に仕上がりました。
高級感やシンプルさを追求しながら、大きな窓からの採光や緑を差し色にすることで温かみを残している空間デザインです。
男性をターゲットにする場合や都心部などに1人美容室を開業する際は、こういったおしゃれな空間づくりをしてみましょう。
まとめ
今回は1人美容室の開業だからこそ遊べる内装・外観デザインについて、4つ事例をまとめてみました。
本記事の要約
- 内装・外装デザイン事例4つ
- 石・鉄の素材を生かしたクールおしゃれな美容室
- カフェにしか見えない美容室
- 色合わせにこだわった美容室
- テーマパーク感を意識した美容室
- ナチュラルアンティークで優しい外観の美容室
- 採光を意識したスタイリッシュな美容室
- 1人美容室だからこそデザインにこだわるべき理由
- 美容師の個性=お店の強力な武器
- 話題性があるので、集客力UPになる
ずっとお店を続けていくためにも、お客様のニーズと自分のデザイン意思のバランスを上手くとりましょう。
もちろん、こういったデザイン事例を見るのもポイントです。
ただし1人美容室の開業は「自由度が高すぎる」のが悩みの種になることもあります。
もし1人で悩んでいたら、studio.sumutoco(スタジオすむとこ)でもご相談に乗ることができます。お気軽にお問い合わせください。