美容室の内装業社選び|相見積もりって必要ある?
美容室の内装業社を選びたい!どうやって選ぼうかな?
そうだ!ホームプロで、一括見積もり請求しよう!
確かに、それも一つの方法。でも、それよりもっといい方法があるわ。
結論:美容室の内装業社選びで相見積もりは「必要ない」
当メディアでも、相見積もりをおすすめする記事をいくつか書いてきました。もちろん、金額感を比較する上では、それも1つの良い手です。
でも、きちんと見積もりを出してもらうためには、内装業社に、打合せ・現地調査を行ってもらう必要があり、1社あたり3〜4時間はかかります。「いいな」と思う内装業者に目星をつけられていない場合、当然、相見積もりの数は多くなります。5社の場合で15〜20時間、10社の場合で30〜40時間の計算になります。
結構時間がかかるなぁ。この1社あたりの、打合せ・現地調査の時間を短くしちゃえばいいんじゃない?
ごめんね。それだと、一般的な金額(施工事例で出している金額)しか出せないんだ。
そっか。じゃあ、ネットで情報収集するのと変わらないんだね。
15〜40時間を、業者との打合せにあてるのは、結構な手間です。しかもその中にあなたの理想とする美容室を実現してくれる、業者がいるという保証もありません。今回は、その15〜40時間を別のことに充て、相見積もりなしで理想の美容室を開業する方法をご紹介します。
相見積もりしたくなるのは、要望が明確になっていないから
今回、どうして、相見積もりしたいと思ったのか、考えてみよう!
数多くの内装業者に、相見積もりしたくなる理由は様々です。でもほとんどの場合は、「要望が明確になっていない」か、「必要な知識が身に付いていない」ことが原因です。例えば・・・
- 原因1:金額の相場感がわからないから
- 原因2:どんな美容室の内装デザインがいいか分からないから
- 原因3:とにかく早く、内装業社を決めたいから
この、原因を解決できれば、「理想のデザインを作れるデザイナー」に「予算」を伝えて、「1社だけへの依頼」できますね。
無駄な時間も省けて、ぴったりのデザイナーを見つけられれば、そりゃいいけど…。どうすればいいんだろう?
解決策1:金額の相場感を知り、予算計画を立てる
金額の相場感を知るには、沢山の事例と金額を見ることです。ただ、最初の物件状態がどうだったかによっても異なるため、一概には言えません。下記では、予算計画を立てる際の考え方をまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。
解決策2:理想のデザインを探す
開業する美容室のコンセプトが決まっている場合
美容室のコンセプトが決まっている場合は、それに合う内装を作るだけです。従って、画像検索がおすすめです。
PinterestやInstagramは、圧倒的におしゃれな画像が多いから有効です。ただし、海外のものが多くなりますから、日本で内装業社選びを前提とするなら、googleの画像検索が良いでしょう。
- googleの画像検索
- 画像検索で目に留まった業者のサイト・他の事例を見てみる
- これを繰り返す
開業する美容室のコンセプトが決まっていない場合
まず、あなたの強みは何か、どのようなお客さんにこれまで定評があったのか、などを分析し、マーケティング・ブランディング・コンセプト設計を行いましょう。内装業社選定はその後です。遠回りに見えたとしても、順序立てて行っていくことが、結果的に近道になります。
この、マーケティング・ブランディング・コンセプト設計の方法は、下記の記事でも説明しています。
- 1人美容室を開業するために必須?ブランディングの意義と重要性を解説
- 【保存版】1人美容室開業|必須のブランディング(①マーケティング編)
- 【保存版】1人美容室を開業する|必須のブランディング(②ターゲットへのアプローチ編)
- 【保存版】1人美容室を開業するなら?すぐに考えたいブランディングの方法4選
しかし、時間的な問題などで、ここに時間を掛けられない場合もあると思います。その場合は、studio.sumutoco(スタジオすむとこ)を始めとする、コンセプト設計から行ってくれる美容室内装の設計会社に頼むのが良いでしょう。
解決策3:早い段階から、情報収集を始める
時間と手間を惜しまず、オープン前から動けば、絶対に美容室開業は成功します。
そのためには、時間を味方にすることです。オープンの1年〜1年半前から、物件を見たり、画像検索をしたり、と動くことができればベストです。もし早くから、「是非ここに頼みたい」と思えるデザイナーを見つけられれば、物件選定前から相談して、巻き込んでしまうことも可能です。
ただ、美容師さんは忙しく、なかなかそうもいかないことがほとんどです。その場合は、「時間をお金で買う」つもりで、ブランディングやコンセプト設計も相談しながら、進められる内装業社を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は、美容室の内装業者選びについて、相見積もりが必要あるかどうかについて、解説しました。
相見積もりを考えている方は、下記の方法を取るのが良いでしょう。
- 相見積もりは必要ない(想像以上にコスパが悪い)
- 相見積もりする場合も、せいぜい2〜3社がベスト
- なぜ、相見積もりをしたいと思ったのか、を考える
- 相見積もりしたいと思った理由(あなたが美容室内装業者をする上で足りない情報)を、収集する
- その情報をもとに、あなたの理想とする美容室を実現できる「1社」に依頼する
一見、手間がかかるように見えますが、美容室開業を成功させるためには、1つずつ丁寧に進めていくことが必要です。
弊社、Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)でも沢山の、美容室内装をオーダー頂いています。その美容室オーナー様の個性に合わせて、コンセプトから作り込むので、様々なテイストの内装製作が可能です。是非一度、施工事例など見ていただき、お気軽にお問い合わせください。