【2026年最新】美容室開業スケジュールの全手順|1年前からオープン当日までの流れ
「美容室を開業したいけれど、何から手をつければいい?」「オープンまでに間に合うか不安…」 美容室の開業には、物件探しから融資、内装工事、保健所の手続きまで、膨大なタスクが積み重なっています。
2026年現在、人手不足による工期の長期化や、設備の納期遅れも考慮した**「余裕のある12ヶ月スケジュール」**が成功の絶対条件です。本記事では、理想のサロンを形にするためのロードマップを徹底解説します。
目次
【12ヶ月前〜】コンセプト決定と資金の「見える化」

開業の1年前は、情熱を形にするための「土台」を作る時期です。
- サロンコンセプトの言語化: ターゲット層、提供メニュー、目指す雰囲気。
- 概算予算の算出: 自己資金の確認と、融資を受ける額の目安を立てます。
- 事業計画書のドラフト作成: 融資を受ける際に必須となります。早めに「数字」と向き合うことで、物件選びの基準が決まります。
- 大まかサロンの方向性:人を雇う/雇わない、サロンビジネスとして拡大する/一人美容室として経営する
オススメは「事業計画書を作りながら考える」
さて、このSTEPで重要となるのは、「夢をどれだけ具体的な計画に落とし込めるか?」という点に付きます。
まず一口に事業計画といっても、「ファイナンス面」「マーケティング面」「人事面」と多角的な側面からの計画が必要になりますが、当ブログを始め様々な指南書・ハウツーメディアが存在しており、情報収集には事欠きません。
また、仕事を依頼する業者の探し方・選び方についても、インターネットを通じて数多くの情報が溢れており、その気になれば一日中内装業者やWEB制作会社を探し続けることも可能といえるでしょう。
これは一見素晴らしいことのように思えますが、「夢や空想を永久に膨らまし続けられる」ということも意味しています。
あなたが業界に入って数ヶ月目の新米スタイリストであったり、開業資金がまださほど溜まっていない準備期間ならいざ知らず、本格的に独立を目指したいのであれば、「開業の資金とスケジュール」を明確な数字として設定することを、強く意識する必要があります。
じゃあ、その開業準備を「具体的に」すすめるためには、
何から手を付ければいいの?
そこでおすすめなのが、「融資を受けられるレベルの事業計画書を作成する」ことを目標とすることです。
例えば美容師の資金調達先として有名な「日本政策金融公庫」のHPにアクセスすれば、創業計画書(及びその記入例)のフォーマットを誰でもかんたんにダウンロードすることが可能です。

この記入フォーマットをきちんと埋めるためには、ある程度具体的な事前調査が必要となります。
あるいはこれに加えて、
- 美容室のコンセプト及び想定顧客層
- 売上・粗利・営業利益の年次シミュレーション
- 内装工事・デザイン会社・広告サイトなどの依頼先候補(相見積もり用にそれぞれ複数社)
といった項目を不動産会社や内装業者に依頼する際を想定して具体化すれば、より現実的でリアリティのある開業準備をすすめることが可能となるでしょう。
また、さらにプラスアルファで計画を進めたいのであれば、この段階で資金面と建築面の相談者を確保できれば更にベターと言えるでしょう。
【8ヶ月〜6ヶ月前】物件探しと「内装パートナー」の選定

物件が決まってから内装業者を探すのは、実は失敗の元です。**「契約前にプロに見てもらう」**のが鉄則です。
- 物件の内見(最重要): 美容室は「水回り(給排水)」と「電気容量」が命です。内装業者のプロと一緒に内見し、希望のシャンプー台数が設置可能か、電気工事にいくらかかるかをチェックしてもらいます。
- 内装業者の決定: 単なる「工事屋」ではなく、集客や動線まで考えてくれるパートナーを選びましょう。
【5ヶ月〜4ヶ月前】融資の申し込み・デザインの最終確定

物件の仮押さえと同時に、一気に資金とデザインを確定させます。
- 日本政策金融公庫などへの融資申し込み: 審査には1ヶ月〜1.5ヶ月程度かかります。面談の準備も並行して行いましょう。
- 内装デザインの決定: セット面、シャンプー台、受付、待合。それぞれの配置(レイアウト)をミリ単位で詰めます。
【3ヶ月〜2ヶ月前】着工・求人・集客の開始

いよいよ現場が動き出します。この時期は「箱」を作るのと同時に「中身(人)」の準備も行います。
- 内装工事着工:着工前に一度、ドライヤーコンセントの位置・照明の明るさ・施主支給品の搬入日などを最終確認しましょう。
- 求人広告の掲載: 比較的苦労するのが、スタッフの求人。早めに「オープニングスタッフ」として募集を出すのがオススメです。
- SNS・HPでの発信: Instagramや公式LINEを開設し、工事の進捗を発信して「期待感」を高めます。
- ロゴ・販促物の制作:内装やお店の雰囲気を踏まえた上で、ロゴやホームページやフライヤー・名刺・ポスターなどの販促物のデザイン依頼(または制作)
【1ヶ月前〜当日】保健所検査・備品搬入・プレオープン

ラストスパートです。事務的な手続きが集中します。
- 保健所への開設届けと実地検査: 保健所の検査を受けます。ここで不備があるとオープンできません。
- 什器・商材の搬入: スタイリングチェア、ハサミ、薬剤、タオル、レジシステム。全てを揃えて配置します。
- プレオープン: 友人や家族を招き、実際のオペレーション(動線や時間配分)を確認します。
- 祝・グランドオープン!
【プロが警鐘】スケジュールを狂わせる「3つの落とし穴」

- 給排水の容量不足: 「物件を契約した後に、シャンプー台を3台置けないことが判明した」というトラブルは非常に多いです。契約前のインフラチェックを怠らないでください。
- 設備の納期トラブル: 2026年現在、海外製パーツを使うシャンプー台などの納期が4ヶ月以上かかる場合があります。主要な設備はデザイン確定直後に発注しましょう。
- 保健所ルールの勘違い: 自治体によって規定が微妙に異なります。必ず設計図面の段階で保健所に事前相談に行ってください。
まとめ:逆算スケジュールで「理想の開業」を

美容室開業は、オープン日がゴールではなくスタートです。スケジュールに余裕を持つことは、精神的な余裕、ひいては接客の質の向上に繋がります。
「自分の状況だと、いつまでに何をすればいい?」 そんな不安をお持ちの方は、ぜひstudio.sumutocoの無料カウンセリングをご活用ください。数多くの開業を支援してきた実績から、あなた専用の最短スケジュールをご提案します。

