美容室の看板|デザインはどうする?種類・値段・頼み方
美容室で選ぶべき看板の種類は?
看板と一口に言っても、その種類は10種類以上あります。ここでは、その中から、美容室で選ぶべき、3種類の看板について、解説していきます。
- 壁面サイン・ファサード看板
- 突出・袖看板
- スタンド看板・立て看板
そんな専門用語言われても難しくて分からないよ…
大丈夫!写真付きで順番に見ていこう!
1.壁面サイン・ファサード看板
外壁に直接取り付ける、車向け・大通り向けの大きな看板ね。
美容室の外壁に、取り付けるタイプの看板です。正面から見た際、また遠くから見た際に、お客様に訴求する役割があります。大通りに面していたり、車で来店されるお客様が多い美容室では、あった方がいいでしょう。逆に、小さな通りや裏路地に面した美容室では、無くても良いでしょう。
金額は、10万円程度から。外観を依頼する際に、一緒に制作してもらうのが一般的です。材料にはアルミやモルタルを使います。
2.突出看板・袖看板
外壁に直接取り付ける、歩行者向けの小さな看板ね。
美容室の外壁に、取り付けるタイプの看板です。横から歩いてきたお客様に訴求する役割があります。小さな通りや裏路地に面した美容室では、あった方が良いでしょう。
金額は5万円程度から。外観や内装を制作してもらう際に、一緒に制作してもらうのが一般的です。ただ、下地(したじ)があれば、後から取り付けることも可能です。材料はアルミ・プラスチック・アクリルを使うのが一般的です。高級感を出すために、鉄やモルタルを使用することもあります。
3.スタンド看板・立て看板
置くだけの、歩行者向け看板ね。
美容室の外に置くだけのタイプの看板です。横から歩いてきたお客様に訴求する役割があります。小さな通りや裏路地に面した美容室では、あった方が良いでしょう。また、書き換えが簡単なのも特徴の1つ。営業中の目印として使用したり、スタッフからのメッセージを書いたり、汎用性が高い看板であると言えます。
既製品を購入するなら、1万円程度から。制作を依頼するなら2、3万円程度から。上記の写真で紹介した商品は、6千円(送料別)程度で購入できます。黒板やホワイトボードになっていて手書きができるもの、マグネットが張り付くものなどが一般的です。
美容室の看板は目的で選ぶ
美容室看板の目的は3つです。
- 美容室の存在を伝える
- 美容室のメニューや値段を伝える
- 美容室が営業しているかどうかを伝える
①美容室の存在を伝える
近くを通る人に美容室のコンセプトや世界観をアピールし、新しいお客様がお店を見つける時の目印にしてもらうことが目的です。大通り沿いの店舗や、車での来店が多い店舗であれば「壁面サイン・ファサード看板」、裏路地の店舗や、歩いての来店が多い店舗であれば「突出看板・袖看板」「スタンド看板・立て看板」を選択するのが良いでしょう。
壁面サイン・ファサード看板 | 突出看板・袖看板 | スタンド看板・立て看板 | |
美容室の存在を伝える(大通り沿い) | ◎ | △ | × |
美容室の存在を伝える(歩行者) | △ | ◎ | ◎ |
夕方〜夜に、ライトを効果的に使えば、昼間とは違った雰囲気を演出できます。
全ての看板にライトを設置するのがオススメです。
②美容室のメニューや値段を伝える
①で興味湧いたお客様に、詳細を伝える看板です。いくらでどういったメニューがあるのかを伝え、予約や来店に繋げることが目的です。美容室の前で立ち止まって、ゆっくり見てもらうことで、次回の選択肢に入れてもらいます。
壁面サイン・ファサード看板 | 突出看板・袖看板 | スタンド看板・立て看板 | |
美容室のメニューや値段を伝える | ○(メニュー表を壁付) | △(低い位置に設置) | ○ |
③美容室が営業しているかどうかを伝える
お店が営業しているかどうか伝えます。「OPEN」「CLOSED」の看板や、「スタンド看板」を使用して、表現するのが一般的です。また、美容室が暗くなっても営業することが多い場合は、看板を光らせることで営業中であることを伝えることができます。
壁面サイン・ファサード看板 | 突出看板・袖看板 | スタンド看板・立て看板 | |
営業しているかどうかを伝える | ×(夜、光っていれば営業中) | ×(夜、光っていれば営業中) | ○(出してあれば営業中) |
美容室看板の注文の方法は?
「壁面サイン・ファサード看板」「突出看板・袖看板」のオーダー方法
美容室看板は、外観を工事してもらう際に、一緒に工事してもらうのが理想的です。コンセプトや予算を理解してもらった上で、一気に制作・設置してもらえるからです。
ただし、もしロゴの決定・予算の関係などで、後から設置したい場合は「看板屋」さんに直接頼むこともできます。後から自分で購入する際は、設置したい場所を外構工事業者か内装工事業者に伝えておくといいでしょう。配線工事や下地(したじ)制作をしておいてもらうと、後から取り付ける工事がスムーズになり、余計な時間とコストを支払わずに済みます。
「スタンド看板・立て看板」のオーダー方法
こだわりがある場合は、内装工事業者にオーダーメイドで制作してもらうのが良いでしょう。なければ、既製品で十分です。前述の商品以外にも、既製品が沢山ありますので、是非探してみてください。
弊社、Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)では、看板や什器1点からオーダーメイドで制作させていただいております。下記よりお問い合わせ下さい。