美容室内装を安く施工する方法|相場費用・ポイント5点・業社の選び方

美容室の内装工事っていくらかかるの? できるだけ安くしたいけど、ダサくならないかな?

美容室内装工事業社って、どうやって選んだらいいんだろう?

成功する美容室開業には、お金の知識が不可欠です。中でも開業時、予算の多くを占めるのが、内装工事の費用。今回は、①内装工事の費用はいくらかかるのか?、②おしゃれな美容室を安く施工するためのポイント、③成功する内装高事業者の選び方、を解説していきます。

美容室内装の相場金額は?

【平均】内装の費用は平均30〜40万円/坪

スタジオすむとこ 施工事例(東京 渋谷)※画像の無断転載を禁止します

美容室内装の平均的な費用は30〜40万円/坪です。つまり、下記の費用で内装工事を行うことができます。

  • 【平均】10坪(33㎡)の美容室内装金額:300〜400万円
  • 【平均】15坪(50㎡)の美容室内装金額:450〜600万円
  • 【平均】20坪(66㎡)の美容室内装金額:600〜800万円

本物の素材をほぼ使わず、安い素材(床は塩ビ、壁は壁紙、など)で仕上げる想定であれば、このくらいの費用で作ることができます。

【こだわる】内装の費用は50〜60万円/坪

美容室内装施工事例
©️スタジオすむとこ施工事例 画像の無断転載を禁止します。

こだわった美容室を作りたい場合は、50〜60万円/坪です。つまり、下記の費用で内装工事を行うことができます。

  • 【こだわる】10坪(33㎡)の美容室内装金額:500〜600万円
  • 【こだわる】15坪(50㎡)の美容室内装金額:750〜900万円
  • 【こだわる】20坪(66㎡)の美容室内装金額:1,000〜1,200万円

本物の素材(床はタイルや左官、壁は一部造形など)を使って、こだわった内装を作る想定であれば、このくらいの費用になります。

【格安業社】内装の費用は20万円〜/坪

スタジオすむとこ 施工事例(下北沢) ※画像の無断転載を禁止します。

格安業社に美容室内装工事を依頼する場合は、20万円/坪〜です。つまり、下記の費用で内装工事を行うことができます。

  • 【格安業社】10坪(33㎡)の美容室内装金額:200万円〜
  • 【格安業社】15坪(50㎡)の美容室内装金額:300万円〜
  • 【格安業社】20坪(66㎡)の美容室内装金額:400万円〜

上記は全て、分かりやすいように単純計算で記載しています。実際は、坪数が少ないほど、1坪あたりの工事費用は高くなる傾向にありますので、もっと詳しい費用を知りたい場合は、<美容室の内装工事はいくらが相場?設計事務所による予算解説>をご覧ください。

美容室内装を安く抑えるためのポイント5つ

①見積もりの前に予算を決める

十分な運転資金を確保できるように、予算配分を行い、内装にかけられる費用はいくらなのかを把握しましょう。内装業者には、その予算を提示して相談するようにしましょう。

予算配分の方法については、こちらの記事<美容室の開業にかかる費用は?予算配分(内装・設備・・)を公開!>で解説しています。

●予算配分を最初にすべき理由

美容室が1年以内に廃業する確率は60%と言われており、そのほとんどが資金繰りによるものです。魅力的な美容室内装は、美容室の集客に絶対に必要です。ただ、その美容室が集客できる前に潰れてしまっては、元も子もありません。従って、あなたの美容室を成功させるためには、まず予算配分が必要です。

②安く内装工事できる物件を借りる

ここでは、3タイプに分けて、安く内装工事できる物件かどうかの判断基準を解説します。

安く内装工事できる物件1:条件に合う、「元美容室」の居抜き物件

良い居抜き物件であれば、安く工事することができます。居抜き物件は、デメリットもあるので難しいですが、条件に合う物件があれば、逃すべきではありません。

「元美容室」の居抜き物件で確認すべき条件

  • もともと美容室である
  • 設備(セット面・シャンプー台の数など)
  • 立地条件を満たす(エリア・駅から〇〇分・路面店など)
  • 内装イメージが合致(または簡単な改修で合致しそう)

安く内装工事できる物件2:条件に合う、「元美容室以外」の居抜き物件

「元美容室以外」の居抜き物件の場合、例えば飲食店の厨房機器や、不要な間仕切り壁があると、かえって工事費が高くなってしまうケースもあります。下記の条件に合う物件であれば、安く工事ができるでしょう。

「元美容室以外」の居抜き物件で工事を安くできる条件

  • 必要な容量の電気・ガス・水道が引き込まれていること
  • トイレの便器・手洗いが綺麗、広さがそのまま使うのに十分であること
  • エアコンが使用できる状態であること
  • 流し台、排水設備が備え付けられていること
  • 建具(ドア・サッシ)がそのまま使用できること
  • 撤去しなくてはいけない機器・間仕切り壁がないこと

安く内装工事できる物件3:条件に合う、スケルトン物件

スケルトン物件は、居抜き物件に比べると費用がかかります。しかし、おしゃれな美容室を作る上では、かなり有利です。スケルトン物件であっても、下記の条件に合うと、工事費を削減することができます。

スケルトン物件で工事を安くできる条件

  • 必要な容量の電気・ガス・水道が引き込まれていること
  • エアコンが使用できる状態であること
  • 建具(ドア・サッシ)がそのまま使用できること

③親身になってくれるデザイナーと組む

同じ金額の内装工事であっても、仕上がりはデザイナーと職人の腕によって大きく異なります。物件探しの前の段階から、良いデザイナーを探しておくと、あなたの美容室開業において有利に働くでしょう。

④予算の使い方にメリハリ(優先順位)をつける

全てにコストをかければ、もちろん高級感ある美容室内装ができます。しかし、それがもとで、あなたの経営の運転資金を圧迫してしまっては元も子もありません。そこで大切なのが、優先順位をつけることです。弊社Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)では、下記のように予算にメリハリをつけた、美容室内装作りをご提案しています。

予算をかけるべき場所

  • お客さんの目線から1m以内の場所(壁)
  • セット面
  • レセプションカウンター

優先順位の低い場所

  • 天井
  • (お客さんの目線から1m以上離れた)壁
  • トイレ

「優先順位が低い場所」は、最低限「マイナス要素をなくして、空気感を壊す要素をなくすデザイン」にしておきましょう。具体的には下記でポイントを解説していますので、ご参考になさってください。

⑤工期に余裕を持つ

打合せから、内装工事、オープンまで余裕をもった方が、クオリティが高く、しかも安く仕上がります。急ぎで仕上げる場合、職人の他の案件より優先して来てもらう必要があるため、同じ職人でも単価が高くなるケースがあるためです。余裕を持ったスケジュールが、スムーズな開業の鍵と言えるでしょう。

成功する美容室の内装業者の選びの方法4選

【値段重視】相見積もりして内装業者を選ぶ

一般に言われる、内装業社選びの方法です。とにかく安くしたい場合は、ホームプロのようなサイトで、相見積もりを行い下記3点を確認します。

①項目に抜けがないか

同じ図面で見積もりをしても内装業者によって、項目にズレが生じるケースがあります。項目にズレがあると後から追加費用が発生する原因になるので、確認が必要です。

②細かく見積もってもらえているか

見積書に一式と書いてあり詳細が分からないことが多くあります。単価が分かるように詳細を記してもらうと比較がしやすくなります。例えば、同じタイルであっても、㎡あたりいくらのタイルを使うのかが分かれば、もっと単価の安いタイルに差し替えてコストを落とすことなどが可能になるのです。

③信頼できるか

合計見積額が最初は安くても最終的に追加が出て高くなることがあります。これは、美容室内装の実績がない業者の場合、最初の段階で設計しきれなかった事柄が出てくるケースが多いです。信頼できる内装業社を選ぶことが、判断の1つのポイントになります。

【値段重視】設計から施工まで行ってくれる内装業者を選ぶ

美容室内装を依頼する場合、多くの場合が設計事務所か工務店を選択することになるでしょう。設計事務所の設計料は総工事費の10〜20%程度が相場です。工務店よりデザインはおしゃれにできますが、その分費用が高くなります。

数は少ないですが、設計から施工までを一貫して実施してくれる内装業者も存在します。費用を抑えておしゃれにしたいのであれば、そういったワンストップ型の内装業社に問い合わせてみる方法が良いでしょう。

【デザイン重視】画像検索で内装業者を選ぶ

case_interior_design_reception_tokyo_suginami_koenji
スタジオすむとこ_施工事例_受付カウンター(東京 杉並区 高円寺)※画像の無断転載を禁止します

自分のイメージを実現してくれる、デザイン力のある内装業社を探す場合は、画像検索が便利です。お客様が、ヘアスタイルをinstagramなどのSNSで検索して、自分の好きなヘアスタイルの上手な美容師さんを探すのと同じ要領です。

【信頼性重視】美容室の設計の得意な内装業社を選ぶ

スタジオすむとこHPより 美容室施工事例TOP

わざと値段を高くしようという悪徳業者は滅多にいません。ただ、美容室の設計・施工経験がないため、想定できなかったことが起き、後から追加コストがかかる、ということは十分あり得ます。従って、美容室設計を得意としている内装工事業者を選ぶ、というのも1つの選択肢です。

関連記事:<美容室の内装に強い東京のおすすめ設計会社4選【開業支援あり】>

まとめ

今回は、美容室内装における、相場費用と安くするためのポイント、美容室内装業社の選び方について解説しました。

  • 美容室内装費用の相場
    • 【平均】30〜40万円/坪
    • 【こだわる】50〜60万円/坪
    • 【格安業社】20万円〜/坪
  • 安くするためのポイント5点
    • ①見積もりの前に予算を決める
    • ②安く内装工事できる物件を借りる
    • ③親身になってくれるデザイナーと組む
    • ④予算の使い方にメリハリ(優先順位)をつける
    • ⑤工期に余裕を持つ
  • 成功する内装業社の選び方
    • ①【値段重視】相見積もりして内装業者を選ぶ
    • ②【値段重視】設計から施工まで行ってくれる内装業者を選ぶ
    • ③【デザイン重視】画像検索で内装業者を選ぶ
    • ④【信頼性重視】美容室の設計の得意な内装業社を選ぶ

弊社Studio.Sumutoco(スタジオすむとこ)では、これから美容室を開業される方向けに、予算配分から一緒に考え、成功する美容室内装デザイン〜施工を行なっています。よろしければ是非お問い合わせください。